令和4年12月14日(水曜日)大教室にて、第1回「IT未来を拓く実践力コンクール」審査・表彰式が開催されました。

2年生が取り組んだ「SDGs部門」の学生発表と審査
スライドを使いながら、実践した活動やIT活用について発表しました。
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  • 学校長賞 「飢餓をゼロに」
  • 副校長賞 「海の豊かさを守ろう」
  • 優秀賞  「住み続けられるまちづくりを」(チーム1)
  • 優秀賞  「住み続けられるまちづくりを」(チーム3)
  • 優秀賞  「つくる責任・つかう責任」
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学校長賞に選ばれたチームは、食品ロスに注目し、自分たちの食べ残しが普段どの程度あるのかを図り、とりくみとしてどれだけ減らすことができるのか、また、AIを活用して食べ残しの把握などをすることにより食品ロスを減らすことができないかという視点での取り組みでした。

1年生が取り組んだ「新聞スクラップ部門」
入賞者4名が朗読をし、さらに新聞スクラップを取り組んだ感想を発表しました。
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  • 学校長賞 「通園バス安全装置義務化」山田さん
  • 副校長賞 「AIで不審人物発見」金澤さん
  • 優秀賞  「センサーで設備予防保全」藤咲さん
  • 優秀賞  「中国製無人機 高性能化」小橋さん
  • 優秀賞  「DX 格差ゼロ目指す」中熊さん
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学校長賞を受賞した山田さんは
「新聞スクラップを実施したことで、新聞を読むことの大切さに気付き、多くの情報を得ることができた。社会的事象や問題を読み解き、探求することもでき、物事を多角的にとらえることで視野を広げることができた。物事を端的に伝えることはコミュニケーションでは重要であり、新聞スクラップをとおして社会人基礎力向上をすることができた」と感想を述べていました。

最後に、審査員の先生方から講評をいただきました。
◆新聞スクラップ部門について
 これまで自分の専門を極めることが大切といわれてきたが、これから活かすことが大切といわれている。しかし、世の中のことを知らないと活かすことはできない。新聞は、社会の流れを読む(知る)ことができるテキスト。また、新聞は「わかりやすく伝える」努力をしているので、そのテクニックを学び今後活かしてほしい。

◆SDGs部門について
 IT技術者として実践が感じられる発表であった。学校長賞を受賞したチームは身近なところからやっているところが素晴らしく、最初のステップのクオリティが高かった。Action(行動)で自分がどれだけ食べ残しているのか事実を分析している点が工夫があり素晴らしい視点であった。今後も、世界の常識を持ったIT技術者になってほしい。

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今後も、県立IT短大では社会人基礎力向上のため、新聞を活用したNIE教育に取り組んでいきます。
審査員の先生方、ありがとうございました。