2月26日(水曜日)
水戸市長や関係課の方々をお招きして、水戸市政策プレゼンを開催しました。
2年生の各コース代表2名ずつ、6名の学生が発表しました。
学生たちは、準備説明会からスタートし、課題発見から課題解決まで数か月にわたって取り組んできました。

「学生の提案が水戸市の役に立つことを期待します」という
酒井学校長からの挨拶に続き、学生たちのプレゼンが始まりました。
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  • ”おうち給食”でHealthy Life
情報システムコースの2人は、共働き世帯の増加に伴い、家事と仕事の両立が課題となっていること、学校の給食は栄養バランスなどが計算されていることなどに注目し、学校給食の献立を自宅でも楽しめるようにしようという目的でAIも活用し開発しました。
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給食で出たメニューからレシピを見ることができ、さらに検索機能なども搭載しました。
<検索画面のイメージ>
無題
高橋市長など会場にいる方々に実際に使ってもらうこともできました。
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関係課の方から直接、感想や質問もいただきました
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  • 外国人向け水戸市バス利用案内 Webシステムの開発
外国人にとってバスの利用は難しいという実体験をもとに、生産管理コースの2人はバスの利用案内のためのWebシステムを開発。
目的地に応じてバス停を表示したり天気や運行情報も表示します。
また、運行会社や地域によっても乗り方や降り方が異なるということで、ガイドシステムではお金の準備や整理券、料金の確認方法など詳しく紹介しています。
外国人にアンケートを実施した結果を元に、より安心してバスを利用できるようなシステムを提案しました。
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  • 位置情報と3D都市モデルを活用した「#みとさんぽ」推進アプリ
情報セキュリティコースの2人は、ウォーキングの習慣化と水戸市の魅力を再発見をテーマにアプリを開発しました。
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水戸市では健康維持や増進のための施策を行っているが、モチベーションの維持や継続が課題であることから、歩くきっかけを与えるミッションを含めたゲームアプリを制作しました。
高橋市長からは、大手企業が提供しているアプリもたくさんある中でいかにご当地アプリを差別化し使ってもらうかがポイントとの話がありました。学生は地域に根差した報酬(インセンティブ)などがあればいいのではないかとの提案もありました。

全グループのプレゼン後、高橋市長から総括として「生活に密着したものを提案していただいた。ブラッシュアップしていけば生活が便利になったと感じるようなデジタル化が実現できる。限られた財源の中でいかにデジタル化を進めるのが重要で今後も継続して一緒に考えていきたい」とのコメントをいただきました。
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発表者以外の学生たちも真剣に発表や高橋市長の話に耳を傾けていました。
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今回、水戸市の課題に目を向け、開発し提案をするという経験をして、学生たちは大きく成長できたようです。
高橋市長をはじめ水戸市役所の皆様、ありがとうございました。